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明治の初め頃に描かれた高橋由一の作品「鮭」という名作がある。まるでそ作品を想起させるような美しい新巻鮭を暮れに友人が届けてくれた。先年に北海道に住む友人から新巻鮭の作り方を聞いたことがあった。故郷の川を離れた鮭の稚魚は荒波にもまれ数年後に成長して戻ってくる。そのたくましく成長した鮭を塩漬けし、水洗いし寒風にさらし干す。長い工程を経て美しい一つの商品(作品)に仕上がるのだという。艶やかな鈍い輝きに不思議な魅力を感じ強く引き込まれれる思いだった。

いまだ賀状がだらだらと数枚ずつ届く。その都度、郵便局へ葉書を買いに走る。なんども買いに行くのは面倒だから、思い切って多めに買い求めたのだが、その後さっぱり賀状は届かなくなった。返礼を書く速度は昨年より断然速くなったように思う。海外からは数年前から電子祝賀メールが多くなった。パリに住む友人からは激動する世相に不安を綴た内容だった。日本は平和そうだが大丈夫かという。大丈夫ではないと返礼に書いた。

ゴッホとゴーギャン展が市内の美術館で始まった。オープニング・レセプションに出かけたが、さすがに大勢の人で賑わっていた。外国の作家の展覧会は総じて良い作品はきていなものだ。本家の美術館がメインの作品を貸出すわけがないからだ。ゴッホと言えば小林英樹氏を思い出す。ゴッホの研究では第一人者だ。県立藝大を定年退任し名古屋を離れてからは会うことはなくなったが、強烈な個性を持った人だった。賀状の住所は北海道になっていた。夏になったら会いに行こうと思う。

展覧会のお知らせ。展覧会名:「絵画の何か/ニュー・オールド・マスター」展に出品。会場:MINTOMACHI POTLUCK BUILDINNG 3F EXHIBITION SPACE
名古屋市港区名港1-19-23電話052-654-8911。会期:2017年1月28日(土)~3月25日(土)11:00~19:00(入館は閉館30分前まで)。閉館日は日、月、祝日。オープニング・パーティー:27日(金)18:00~。トークショー3月11日(土)14:00~。是非ご高覧ください。



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2017.01.13 / Top↑