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展覧会名:岡部嶺男の陶芸

会 期:2015年4月18日~6月28日
会 場;瀬戸市美術館(愛知県瀬戸市西茨町113-3 電話0561-54-1093)
入場料:大人700円、高大生300円

私が住む近くに陶芸家の「加藤唐九郎記念館」がある。岡部嶺男氏は加藤唐九郎氏の長男であった。しかし訳あってか夫人の姓を名乗り父親とは袂を分けた。日展や日本工芸会など団体展からも離れ独自の美を生涯追い続けた孤高の作家である。織部、青瓷も美しいが、紅志野縄文瓶などにみられる単純な造形には現代美術の一面さへ感じるものである。嶺男式半地上式穴窯を考案したり土や釉薬の研究にも精魂を傾け、色はマンセルシステムを使用したといわれ学研肌の作家でもあった。

岡部嶺男氏はクラシック音楽が好きで、制作中は常に音楽を聞きながら制作していたそうだ。とりわけベートーヴェンの弦楽四重奏曲14、15番が好だったという。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の12番以降はベートーヴェン最晩年の作品で深い精神性を示すものだ。岡部氏は音楽に強い抽象的な造形を感じていたようだった。70歳という若さで逝去した。葬儀はベートーヴェンによる音楽葬だったときく。瀬戸出身でありながら、故郷での展覧会は今回が初めてだというから驚きである。巨匠といわれた父親だった唐九郎氏を越えたともいわれる、岡部嶺男氏を地元が受け入れるのには随分と時間がかかったものだ。


展覧会名:山村國晶
 
会 期:2015年4月29日~5月24日 11:00-17:00 月・火定休日(含祝日)
会 場:SHUMOKU GALLERY
新作の油彩画15点と旧作で私にとって重要な作品15点ほど展示いたします。
また新作の油彩画は新たな表現を試みていますのでご高覧下さい。
Opening Party 4月29日17:00ー
連休中も開廊しています。


展覧会名:バーネット・ニューマン展「十字架の道行き」

会 期:2015年3月12日~6月7日
会 場:ミホ・ミュージアム(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300)
入場料:大人1100円、高・大生800円

ジャクスン・ポロック、マーク・ロスコーと共に20世紀抽象表現主義を代表する作家の代表作「十字架の道行き「レマ・サバクタニ」(なんぞ我を見捨てたもう)の連作15点(ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵)が展示されている。マグナ・キャンバスに垂直に描かれたストライプ「zip」は人間存在だといわれる。

4月25日に本展のゲストキュレータを務めた広島大学の大島徹也氏の講演会があり聴講した。90分の予定が2時間を超える熱のはいた素晴らしい講演会だった。都会にあるホワイト・キューブな美術館よりも山深い自然に恵まれ、I・M・ペイの設計した美術館は20世紀美術の金字塔作品をみるには最適な空間である。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆
SHUMOKU GALLERY
名古屋市東区撞木町2-25(052-982-8858)
地下鉄、桜通線「高岳駅」下車徒歩10分
名鉄瀬戸線「清水駅」または「東大手駅」下車徒歩10分
市立山吹小学校西隣。東片端、成文館書店北。
白壁文化の道、撞木館の近くです。

☆ ☆ ☆ ☆

十字架の道行きはイエス・キリストが処刑を受け埋葬
されるまでの14の場面のうち12番目の場面。
「神、なぜ、私を見捨てるのか」と叫んだ。
第1留から第14留までは作品の大きさも色彩(モノクロ)もほぼ同じ。
15は(存在せよ)は大きさが204.5×183.5㎝でオレンジ色が使用されている。
完成までに8年の歳月を費やした。



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2015.06.04 / Top↑
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