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SHUMOKU GALLERYのショーウインドー

日本の美しい四季の移ろいを表わした歌に「卯の花の匂う垣根にほととぎす早も来鳴きて、しのび音もらす夏は来ぬ」がある。今頃の季節を歌った佐々木信綱の作詞だ。いったい夏が来たのか、来ないのかはっきりとはしない曖昧な詞である。金田一春彦氏の「ことばの歳時記」によれば、万葉集的には「夏が来るらしい」が正しいが、藤原定家は「来たらしい」と解したようだという。
個展をしている間に我が家の庭に咲いた春の花のプチ・パレードは終わってしまい、今は新緑が美しい。個展にはお忙しいなか皆さんにご高覧いただき、ありがとうございました。
  ☆  ☆
来廊者の一人が、かって私が新聞に「創造の源泉は音楽」だということを書いたことにこだわり、今回の作品群には音楽がないという。そうだろうかと私が来廊者の質問を曖昧にしたことで、その人はモーッアルトを語りだした。なかでもト短調の40番がいいという。確かにモーッアルトの交響曲では25番と共にト短調はこの二曲しかない。どうしても私を音楽の話に引きずりこもうとしたいようだった。私が楽曲のイメージを表現していると誤解しているようだった。その人は音楽に相当詳しそうだった。


学生時代にJR中央線の中野駅北口にあった音楽喫茶でよく語り合った友人から祝いの品が届いた。すでに記憶の彼方に通り過ぎた物語の断片が脳内で浮遊し、以外にも私の精神を揺さぶりダメージを与えたからすごい。今回の個展の重要な成果の一つかもしれない。


ブログで私の個展の紹介記事を詳しく写真や資料を駆使して書いてくれた卒業生がいる。卒業して四半世紀になろうとしているのによく覚えていてくれたものだと感謝。
卒業生には地元はもとより、地方を旅して信号待ちしているときに声をかけられたり、遠くはパリのオペラ通りやモンマルトルの坂道などでも声をかけられたりしたことがあった。卒業しても私のことをよく覚えていてくれるものだと嬉しく思う。


日本は報道の自由度が世界で72位だという。立憲主義を失った国にとしては以外に上位のようだという印象だ。メディアが自主規制し独自性を欠きすぎている。メディアは権力を監視するのが任務であり本来の仕事ではないのか。川内原発の近くで地震が頻発しているというのに原発を何故止めないのかと誰もが思う。壊れるまでは大丈夫だというのか。。。

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2016.05.08 / Top↑
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