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爽やかな秋風に吹かれて銀座のオープンカフェ.で古い友人と久しぶりに会食をした。向い側の風景がアーチ型に開口された塀と蔦が絡まる半円形の窓。門は通称フランス門扉とお洒落な佇まいで、そこは一見パリの街角を思わせるような風景だった。
会食した友人は私が最初に勤務した職場からの長い付き合いで専門は違うが絵画のことに造詣が深く、私が教わることが多かった。最初の職場からは、その後お互いにそれぞれ職場を変えたが彼は昨年早期退職したという。早期退職して一番よかったのは頻繁に開かれる会議が無くなったことだという。その気持ちは私もよくわかり同感だった。人生で長く交友が続くのはそう多くはない。

「風に吹かれて」が収録されているボブ・ディランの最初にリリースしたジャケットは自宅の前で恋人と身を寄せ合う素敵な写真だ。「フリーホイーリング・ボブ・ディラン」のジャケットは今も私の書斎の片隅に置かれている。ディランの初期の作品に多大な影響を与え恋人だったスーズ・ロトロは中学生時代にすでに公民権運動に参加していたという。創造的な生活には夢や希望、憧れを抱かせてくれる友人や恋人の存在は計り知れなく重要である。

銀座洋協ホールで開催されていた「西からの小さなメッセージ」展にはお忙しい中ご高覧いただきありがとうございました。伝統ある日本洋画商組合の大阪・名古屋組、初めての特別企画展はとても興味深いものでした。

地震が頻発する。脱原発を目指す鹿児島県知事に続き新潟県知事に原発再稼働に慎重な候補が選ばれた。国民の原発への不安感が徐々に強くなっている。地方からの政権批判だ。オリンピックに巨額施設は異常、豊洲市場、差別発言・・・どれをとっても異常としか思えない。よくも国が崩壊しないものだと怒りを覚える。

中西夏之さんのこと

現代美術を牽引してきた中西夏之さんの訃報に深い悲しみを覚えた。
私は学生時代に芸術につて多くを学外で邂逅した才能から学んだ。その一人に戦後日本の現代美術を牽引してきた前衛芸術グループの「ハイ・レッド・センター」の中西夏之さんだった。(ハイは高松次郎、レッドは赤瀬川源平、センターは中西夏之)。大先輩でありながら機会があるたびに気さくに話しかけてくれた。
中西さんと最後にお会いしたのは、先年ある音楽会で先に席についていた中西さんが立ち上がって手を振りながら「やまむらさん、こちら、こちら」と呼んでくださったことを思い出す。体調を崩されていることを聞いてはいたのだが、、、
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2016.10.22 / Top↑
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