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今年早々に東北に住む知人から春には故郷にもどりたいという事情が綴られた分厚い手紙が届いた。永年慣れ親しんだ地を離れるのは心痛むことだろうと、返事を書いた。それから三か月余して、先ごろ引っ越してきてしまったと、メールが届いた。私の懐かしい青春がもどってきたような嬉し知らせだった。

「もの派」展。今、世界が注目する日本の前衛美術の展覧会が銀座のデパートで開催されていると友人から連絡を受け早々に観にいった。関根伸夫、菅木志雄、原口典之ら懐かしい面々。保守的なデパートが戦後最も難解とされた「もの派」展を開催したのは驚きだった。作品の値段も草間彌生には及ばないにせよ、アカデミックな絵画よりはるかに高額だ。係の店員に銀座のデパートはファイン・アートも流石に前衛を行きますねと、話しかけると嬉しいですねと話が弾んだ。

品川・御殿山にある原美術館では館長の原俊夫氏が初めて自ら選びキュレーションしたコレクション展「現代美術に魅せられて」展は魅了された。ラウシェンバーク、ジャスパー・ジョーンズ、ジャン・ティンゲリー等私が学生時代に胸を躍らせて観た作品ばかりに心癒される展覧会だった。原美術館は小さな美術館だけれど現代美術の一級品ばかりにコレクターの感性の鋭さには驚くばかりだ。

有楽町の東京国際フォーラムで開催された「アートフェア東京2018」にはご高覧頂き有難うございました。会場でお会い出来なく手紙やメールを頂いた方々に、この場をかりてお礼申し上げます。164画廊、4日間で60029人の入場者だったとのこと。美術の祭典のようでもあった。また新しい若い世代の作品の一端を観る思いでもあった。

教育現場に国が介入するという、恐ろしい事件。公文書改ざん事件、権力の不穏な動きに毎日不快な思いが続く。過日、ニューヨーク・フィルと五島龍のヴァイオリンを聴いた。音楽による慰めのひと時、ストラヴィンスキーの「春の祭典」は圧巻だった。

お知らせ
ART BUSAN 
INTERNATIONAL ART FAIR 2018 KORE
20Apr-22apr 18
BEXCO EXHIBTION HALL
SHUMOKU GALLERYより出品いたします。

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2018.03.31 / Top↑
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