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教え子たちに後押しされて開催した「退任記念展」が12月4日に無事終了した。


退任記念展にあたり愛知県美術館館長の村田眞宏氏が次のような文章を寄せてくれた。

山村國晶氏といえば、小さな抽象形態が連鎖、展開して、画面を覆いつくす独特の絵画表現が思い浮かびます。 近年、その作品には、音楽との関係のなかで制作されたものが増えつつあるように思います。それらの作品には、しばしば楽曲のタイトルが府され、特定の音楽を制作の契機としていることがわかります。
しかし、ここで注意しなければならないのは、画家は、絵画でその音楽の模倣や再現をめざしているわけではないということです。例えば、音楽の構成要素であるリズムやメロディーの運動的要素を、線や形の展開や連続に、あるいはハーモニーを色彩の響きという具合に単純に造形に置き換えてみても、それが楽曲によって喚起された感興やイメージに直ちに結びつくわけではありません。
山村氏の作品がオリジナルな魅力を有しているのは、それらが特定の音楽にインスパイアされての制作であっても、それに追随するのではなく、あの抽象形態の展開と色彩によって、絵画としての自律的な造形がそこにあるからといってよいでしょう。
山村國晶氏にとっての一つの節目となる今回の展覧会でも、音楽との関係のなかで制作された作品が鑑賞できることを楽しみにしています。(案内状より)



個展の会期中にゼミの卒業生たちが市内のホテルで退任を祝ってくれた。東京や関西からも懐かしい多くの卒業生が駆けつけてくれた。教師にとって教え子は宝物である。

謝辞
退任展を企画してくださった万画廊社長、伊藤愛さん。案内状に論評を書いてくださった、愛知県美術館館長の村田眞宏さん。卒業生で童友会代表の長岡真由美さん。

そして初日のレセプションはじめ展覧会に来ていただいた、卒業生、父兄、名古屋ボストン美術館館長 馬場駿吉氏、愛知県美術館館長 村田眞宏氏、碧南市藤井達吉現代美術館館長 木本文平氏、第一美術館館長 市原高明氏、ヤマザキ・マザック美術館学芸室室長 桑原鉱司氏、愛知県立藝術大学学長 磯見輝夫氏、名古屋造形大学学長 高北幸矢氏ほか、各美術館学芸員、ギャラリーのオーナー、新聞記者、作家ら多くの関係者が祝いに駆けつけてくれた。また、退任記念展を後援してくれた大学童友会に、この場をかりて厚くお礼申しあげます。
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2011.12.05 / Top↑
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